現在、製造事業者や輸入事業者の不明な自転車が多数出回っていますが、BAAマークが付いた自転車には、フレーム等の見やすい場所に製造事業者または輸入事業者の名前、ブランド名、車体番号をはっきり表示することが義務づけられています。また、BAAマークの番号からも製造事業者が分かります。
万一、製造上の欠陥で事故が発生した場合には、製造事業者または輸入事業者の責任で補償されます(製造事業者または輸入事業者がBAAマークを貼付する場合は、生産物賠償責任(PL)保険に加入することを義務づけています)。
BAAマークの付いた自転車の製造事業者または輸入事業者は、製造から消費者に渡るまでの間に、自転車技士(自転車組立整備士)、自転車安全整備士又はそれと同等の技術を有する者により、完全に組み立てられた状態で利用者に提供することが義務づけられています。
BAAマークの付いた自転車は、原則すべての自転車構成部品を対象に、廃棄する際にかかる環境への負荷が高い6物質※について、基準を設け削減努力をしています。
※水銀、六価クロム、鉛、カドミウム、PBB(ポリ臭化ビフェニル)、PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)